新等級制度で少額請求がさらにやりにくくなった

自動車保険の新等級制度が始まっていますが、
これにより事故で保険を使用した人へのペナルティーがかなり重くなりました。

 

旧制度では、保険を使うと基本的には3等級下がるだけであったのですが、
新制度では、3等級下がったうえに、翌年から3年間は事故有係数が適用となり、<注1>
同じ等級でも、事故無の契約者と比べて2割前後、保険料が高くなることになります。

 

  • 10等級(事故無の割引率) ⇒ 43%
  • 10等級(事故有の割引率) ⇒ 23%

 

で、ここからが本題なのですが、
事故有の割引率が適用されるようになることによって、
保険を使うことによる保険料の上昇幅が旧制度よりも大きくなります。

 

よって、少額の損害で保険を使うと、かえって保険料がアップしてしまう分で
損をしてしまうというケースが増えてしまうんです。

 

例えば13等級だった人が、3等級ダウンの事故を起こしたとしましょう。
それで保険を使った場合と、使わなかった場合で保険料はどれくらい違ってくるでしょうか。

 

等級の割引率が0%だった場合の保険料を20万円ちょうどだと仮定して、
事故を起こした保険期間後の3年間分を計算してみましょう。
(3年間は事故がないものとして計算します)

 

保険を使用した場合(3年間は事故有係数適用)

  • 10等級(23%割引) ⇒ 保険料:154,000円
  • 11等級(25%割引) ⇒ 保険料:150,000円
  • 12等級:27%割引) ⇒ 保険料:146,000円

※3年間の合計保険料:45万円

 

保険を使用しない場合(事故無の係数適用)

  • 14等級(49%割引) ⇒ 保険料:102,000円
  • 15等級(50%割引) ⇒ 保険料:100,000円
  • 16等級(52%割引) ⇒ 保険料:98,000円

※3年間の合計保険料:30万円

 

保険を使った場合と使わなかった場合を比べると、
3年間で15万円の差が生じるのです。
もちろん、4年目以降を計算すると、もっと差が出てくることになります。

 

事故で保険を使うときにはこの点も考慮しないと損をしてしまうわけですが、
このケースの場合は、15万円以下の小さな損害で保険を使用してしまうと、
確実にその後の保険料で損をしてしまうということになるんですね。<注2>

 

等級制度の改定により、改定前よりも、
保険を使った場合の保険料が高くなる割合が大きくなりましたので、
小さな損害での保険の使用がしにくくなったと言えるでしょう。

 

そう考えると、たまに車両保険を15万円とか20万円で付帯している人がいますが、
もうそれはやめたほうがいいでしょうね。意味がほとんどないですから。

 

なお、今回の計算は等級の割引率だけを考えて簡単に行ったものです。
実際の保険料計算は様々な要素が絡み合ったものとなるため、
あくまでも今回の計算は参考値として解釈するようにしてください。

 

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<注1>
事故の内容によっては3等級下がらない場合もあります。

<注2>
あくまでも、これは基準となる保険料を20万円としてありますので、
もっと安い保険料だった場合は、数字は違ってきます。

 

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