自動車保険の等級制度が改定された

最近、あちこちのニュースで目に付くようになりましたが、
自動車保険の等級制度が改定されることになりました。

 

どうやら2013年10月1日始期以降の契約から新制度開始の保険会社が多いようですが、
(2012年10月1日から1年間を周知期間としている)
全保険会社が同じ日に改定するわけではなく、改定の日程については会社によって様々です。

 

私が調べてみた結果は下記のとおりです。

 

※原則2013年10月1日以降始期から新制度適用
・東京海上日動  ・損保ジャパン ・あいおいニッセイ同和  ・日本興亜損保
・三井住友海上火災  ・共栄火災海上   ・日新火災海上   ・富士火災海上
・朝日火災海上  ・大同火災海上 ・AIU  ・エース損害保険  ・アメリカンホームダイレクト 
・ゼネラリ  ・チューリッヒ  ・アクサ損害(10月21日以降始期契約から)

 

※原則2014年4月1日以降始期から新制度適用
・セコム損害保険 ・三井ダイレクト ・SBI損保 ・ソニー損保

 

※原則2014年5月1日以降始期から新制度適用
・イーデザイン損保

 

※原則2014年6月1日以降始期から新制度適用
・そんぽ24 ・セゾン自動車

 

通販会社は遅いところが多いようです。
始期日の前に「原則」と書いてあるのは、それよりも前の始期でも、
新等級制度が適用となるケースが一部あるためです。

 

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改定内容

等級別割増引率の見直し

※今まではこんな感じ。
現等級制度割増引率

 

※改定後はこんな感じ(保険会社によって割増引率は違います)
新等級制度割増引率

 

改定後のほうには、7等級以上に「無事故」「事故有」と2種類の割引率があります。

 

どうやら、無事故の人に比べて、
前年に保険使用歴があった人の損害率が高いというデータが出たようですね。

 

今までは事故無しで15等級の人と、
事故があって、18等級から15等級に下がった人は同じ保険料でした。

 

しかし、損害率が違うのに同じ保険料というのはおかしいということで、
「事故有」と「無事故」で割引率を変えることにしたのです。

 

 

<注意>
原則2013年10月1日始期以降に新制度が開始となる保険会社の場合、
2012年10月1日以降が始期日となる契約の保険期間中に事故があったとき、
次の更新時に等級が7等級以上だった場合に「事故有」の割引率が適用されることとなります。

 

<例1>

保険期間「2012年8月15日〜2013年8月15日」 等級:「15等級」

・2013年7月に単独事故により車両保険を使用。
↓↓
始期日が2012年10月1日以降ではないため旧制度適用
次回更新後の等級は12等級。「事故有」と「無事故」で割引率は変わらず52%割引。

 

<例2>

保険期間「2012年10月15日〜2013年10月15日」 等級:「18等級」

・2013年12月に車対車の事故により対物賠償と車両保険を使用。
↓↓
始期日が2012年10月1日以降のため新制度適用。
次回更新後の等級は15等級。「事故有」なので33%割引。

 

すえおき事故の廃止

盗難・飛び石・らくがき等の事故により保険を使った場合、
現在、等級は「すえおき」となっていたのですが、改定後は1等級ダウンすることになります。

 

車対車の事故や自損事故のような「運転上のリスク」に比べて、
盗難や落書きなどのリスクは低いものと想定され、「等級すえおき」扱いとなっていましたが、
その想定よりも実際のリスクが高いというデータが出たため、1等級ダウンに変更されることになりました。

 

事故有の割引率を適用する期間

7等級以上の場合、同じ等級でも、「事故有」と「無事故」で割引率が違うのは上記のとおり。

 

3等級ダウン事故があった場合は、翌年から3年間は「事故有」の割引率適用。
1等級ダウン事故があった場合は、翌年の1年間は「事故有」の割引率適用。

 

その年数を事故なしで過ごせば、「無事故」の割引率に戻れます。

 

事故有
<出典 : 損害保険料率算出機構ホームページ>

 

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今までは、無事故の契約者よりも、事故有の契約者のほうがリスクは高いのに
同じ保険料という不公平があったのですが、今回の改定により、それが是正されます。

 

保険料負担が今までよりも公平になるというのは良いことですが、
事故を起こしてしまった人にとって、このペナルティーが大きくなるっていうのは痛いですね。

 

今までは3等級ダウンだけでしたが、今後はそれにプラスして「事故有割引率」が適用されますので、
事故を起こしたときの保険料変更のインパクトはかなりのものになりそうです。

 

あと、ただでさえ複雑な自動車保険です。
これでさらに複雑になってしまうわけで、
素人の方には本当に分かりにくいものになってしまいますね。

 

また、契約者の誤申告や保険会社のミスも今までよりも増えるでしょう。
保険開始後の保険料訂正というのも多くなりそうな予感です。

 

 

<2013年6月21日更新>

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